【意外な関連性】メンタルヘルス改善にストレッチが効果的な理由とは?
メンタルヘルス、いわゆる「心の健康」の改善に
ストレッチが深く関わっている、と言われると
ピンとこない方も多いでしょうか。
しかし、過度のストレスが掛かって精神状態が
悪くなると自律神経がうまく働かなくなり、
何となく沈んだ気分が続くうちに背中が丸まったり
して姿勢が悪くなり、筋肉も凝り固まってそこから
また自律神経の働きも悪くなり…という悪循環に
陥ってしまいます。
それを食い止める為に、ストレッチで体を伸ばして
血行を良くすることが大事なのです。
血行を良くして筋肉の凝りを防げば自律神経の
良い働きが保たれるので自律神経が正しく働き
気分の落ち込みも無くなる、という様に先程とは
逆の好循環が出来上がります。
また、血行改善だけではなく
- 脳や体の活力が湧く
- 体の可動域が広がり、体全体の自由度が上がる
- バランス感覚が向上し、日常生活での怪我が減る
- 体全体の日常的な痛みが減る
- 睡眠の質が向上する
等の効果があるといわれています。
確かに、脳に活力が湧けば自ずと仕事や勉強のやる気も
上がりますし、体の可動域が広がる事で「自分はまだまだ
動ける」と実感する事で積極的に動けるようになり、
そこからまた脳に活力も湧き…とこれも好循環ですね。
また、眠りの質が向上すれば朝をスッキリした気分で
迎えられて、「今日も頑張ろう」という気持ちで1日を
過ごすことで活動量の増加にもつながります。
また1日の終わりを迎える時も「ああ、疲れた…。もう
嫌だなあ…」ではなく「ひと眠りすればスッキリできる、
明日も頑張ろう」となり「良い次の1日」にも繋がって
いきます。
つまり、
ストレッチで血行改善→メンタルヘルス改善→
生活全体の質改善
という流れにもなる訳ですね。
しかも特別な道具なども要らず場所も選ばず
ちょっとしたスキマ時間を使って手軽に出来る、
やらない手がありません。
もちろん、ストレスが全て体や心に有害となる訳では
ありません。
カナダの生理学者で「ストレス学説」を唱えたハンス・セリエは
「ストレスは人生のスパイスである」との言葉を遺しています。
ある程度のストレスは緩んだ心や体を引き締めて仕事や勉強の
質の向上にもつながります。
(例えば、試験直前になると普段より格段に記憶力が良くなったり
しますよね)
つまり、ストレスだからと無闇に遠ざけるのではなく体の声に
耳を傾け「これは適度なストレスか、それとも過度なものか」
を意識してうまく向き合い付き合っていくのが良いわけですね。
まとめると、
ストレッチは体の血行を改善させる
血行改善はメンタルヘルス改善につながる
よって、ストレッチがメンタルヘルス改善につながる
自分にとっての「適度なストレス」を意識する
これらが大事という訳ですね。
皆さんもストレスとうまく向き合い、「最近メンタルが
下がり気味だな…」と思ったらストレッチに取り掛かってみましょう。
さて、そんなストレッチに関して私が最近お勧めなのが
こちらの一冊です。